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検証

さて、目の前で指示通りに動くことが出来ているか。
これは、一目瞭然です。

では、先生の目の届かぬ所で、先程の廊下を走ったり、騒がしくする事例にどう対処すべきでしょう。
特別教室への移動時や、始・終業式、学年集会などの集会活動から教室へ戻るときなどに、廊下でのしゃべり声が収まらず、うるさい状態になってしまっていることはよくあります。もちろん、それら集会活動の終わりには、静かに教室へ戻るように指示されているのです。
にもかかわらず、喧噪に包まれたような廊下を見るのは、情けなくなります。

なぜ、このような状況に陥ってしまうのでしょう。
それは、指示に対する検証活動がないからだと断言できます。


我々の出す指示に対して、それらが集団としてきちんと守られているか。
守ろうとしている子供の割合や、周りの雰囲気にのまれて付和雷同してしゃべっている子供の割合はいかほどか。
また、率先してわがまま勝手なしゃべりを行う、いわば指導が全く入ってない子供はどの程度か。
そのような集団の構成を把握しない所以なのです。

その集団の構成を把握する唯一の方法が検証を行うことなのです。

ですから、言いっぱなしの指導は指導ではありませんし、言いっぱなしの注意も注意ではありません。
指導や注意は、指導や注意をすること自体に意味があるのではなく、指導や注意が守られているか否かに意味があるのです。

よく耳にする指導、注意はしているのだが、なかなか子供たちは守ることが出来ないという逃げ口上的な物言い
指導したという既成事実を盾に、責任回避を行う教師の怠慢でしかありません。
それどころか、子供たちに先生の指示や注意は、その場だけ、はいはいと聞いていればよいと言う、大間違いの認識を持たせかねません。

具体的には、指導者一人で行うならば、指示を出した後すぐに先回りをし、廊下での様子を点検する。
学年等で、チームを組めるなら、中心指導者が、戻りの指示を出す頃合いを見計らって、戻りの動線上の任意の場所で待機する。そして、わがまま身勝手な振る舞いを見つけたら、その場で順々に捕捉し、集団すべてが通り過ぎた後、説諭を行う。
この点検作業を行う初めの頃は、頻繁に点検するのですが、徐々に回数は減らして、点検されているから、廊下を静かに通るという意識から、廊下は静かに通るものという習慣化を図っていくのです。
そのためには、毎回点検するのではなく、また同じ場所で点検するのではなく、できるだけ神出鬼没に行うことが効果的です。

生活規律を正すための指導や注意は、しなければならないときも数多くあるでしょう。
しかし、生半可な気持ちで一過性の声かけとしてすべきではありません。
一旦、注意の言葉を発したならば、必ず守らせなければならないのです。
どうしても、守らせきることができなかったならば、後日でもきちんと反省させることは、最低限必要です。

指導や注意は、伝達することに意味があるのではなく、守らせることに意味があるのですから

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よく分かりました

 簡潔に指示の要件を説明いただきありがとうございます。検証無くば、生徒さんへの指示は逆効果なのですね。
 会社では測定できないものに管理なし。データで表現できるから改善活動が可能になると言われています。まず測定できるようにパラメータ化してデータとして現状を表現することに努力します。ここも品質管理の大事な活動の一部です。そして分かりやすく可視化します。これが難しいし時間がかかります。上司や取締役など、部外者に分からせるからです。
 生徒さんを指導する方が簡単なのです。誤解がないように付言します。比較対象は会社の若手社員指導ではありません。学校の先生です。自己流が凝り固まった頭の固い、自分を誇っているアホのベテランに具体的に改善案を出してほしいと言っても無理なこと。良く分かりました。私は10年してきたことかもしれません。アホくさくなっていたのです。
 私がアドバイスすべきは、客観的に検証できるシステムの導入が先なのでしょう。改善方法が少し見えた気がしました。再度、ありがとうございます。でも、後悔先に立たず、10年無駄に過ごしたようです。

Re: よく分かりました

kodera様

いつもコメントをありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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